「やなわあ工房」について
私たち「入やなわぁ工房」は祖父の代に栗の木を植え、
60年以上栽培を続けております。
お客様からの声に耳を傾け、より安全で良いものを安定的に届けるという使命を持って栗作りを進めていきたいと思っております。
今後は、収穫した栗を一粒も無駄にすることなくすべて活用し、
栗ご飯は食べたいけれど力がなくて栗が剥けない高齢者のため、
渋皮煮は食べたいけれど時間がかかって作れない仕事をもった女性のため、
ストレスフリーな生栗を直売所やカフェで販売することで、
お客様に想いを伝え共有していきたいと思っております。
「やなわぁ工房」の名前について
私達には三人の子供がおりました。長男はとても農業が好きで、トラクターが大好きでいつも父親や祖父と野良に行き野良番頭をしておりました。農家の長男としては、最高の子供でした。が、しかし生まれつき体が弱く、入退院を繰返し最後は悪性リンパ腫で21歳の若さで他界してしまいました。
彼が高校生の頃から行く末を案じていた私は、農業の好きな彼にできること、突然体調が悪くなっても体を休めることができる職場、それでいながら人と関わりあえる、彼を家族で支えながら家族みんなの大好きな農業に関われる、つまり自宅で直売所をやろうと思ったのです。
やなわぁ工房の名前は、子供達の名前の頭文字、長男(やすひろ)長女(ななえ)二男(わたる)そして母親である私(あきこ)が小さくなって後ろで支えるという意味でつけたものです。
定年退職した夫が「自分も直売所計画に参加したい、ついては丸に入と書く我家の屋号を自分の名前として入れて欲しい。」と言ってきた為こうなった次第です。
わかりにくい名前でありますことお許しくださいませ。
ロゴについて
屋号である「丸入」と「栗」の形を組み合わせ制作していただきました。
「入」の文字は「人」の文字と同じで2本が互いに支え合い一つの文字を
作っております。その形のように、家族、自然には、お互いに支え合い、お客様には支えられ、ひたむきに生産をやっていきたいという思いを込めたものになります。